IBM Database Add-Ins for Visual Studio 2005

リリース・ノート: フィックスパック 2

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IBM® Database Add-Ins for Visual Studio 2005 - フィックスパック 2 には、DB2® Version 9.1 for z/OS のサポート、新しい 2 つの関数デザイナー、およびアプリケーション・デバッグのサポートが含まれています。

IBM Database Add-Ins for Visual Studio 2005 - フィックスパック 2 は IBM DB2 Data Provider for .NET Framework 2.0 をサポートします。

前提条件

IBM Database Add-Ins for Visual Studio 2005 - フィックスパック 2 の前提条件を以下に示します。

IBM Database Add-Ins for Visual Studio 2005 - フィックスパック 2 の重要な新機能

IBM Database Add-Ins for Visual Studio 2005 - フィックスパック 2 の新機能により、開発者は、統合開発環境として Microsoft® Visual Studio を使用することで開発時間を短縮し、すべての DB2 サーバー・ファミリーの .NET アプリケーションを開発できます。 その新機能の要約を以下にリストします。

IBM Database Add-Ins for Visual Studio 2005 は以下に示す DB2 データベース・サーバーをサポートします。

問題および制限

IBM Database Add-Ins for Visual Studio 2005 - フィックスパック 2 の問題および制限は、以下のカテゴリーに分類されます。

   一般
   アクセシビリティ
   すべてのデザイナー
   トリガー
   IBM プロシージャー・デザイナー
   SQL プロシージャー実行
   CLR プロシージャー
   IBM XSR デザイナー
   DB2 XML デザイナー
   IBM XML スキーマ・マッピング・デザイナー
   IBM Web サービス関数デザイナー
   Windows アプリケーション開発
   Web アプリケーション開発
   DB2 データベース・プロジェクト
   DB2 V9 for z/OS
   Visual Studio クエリー・ビルダー
   Visual Studio 2003 から Visual Studio 2005 への移行

一般

データ接続エラー
問題: DB2 Version 9.1 for Linux, UNIX, and Windows をインストールしてから Visual Studio 2005 をインストールした場合、IBM DB2 Data Provider for .NET Framework 2.0 がグローバル・アセンブリー・キャッシュに登録されない。 IBM DB2 Data Provider for .NET Framework 2.0 のデータ・ソースを使用してデータ接続を追加しようとすると、「接続の追加」ウィンドウでエラーが発生する。
対処法: コマンドを実行して IBM DB2 Data Provider for .NET Framework 2.0 をグローバル・アセンブリー・キャッシュに登録します。
  1. DB2 コマンド・ウィンドウをオープンします。「スタート」>「すべてのプログラム」>「IBM DB2」>「コマンド行ツール」>「コマンド・ウィンドウ」をクリックします。
  2. DB2 コマンド・ウィンドウ内のプロンプトで、次のコマンドを入力します。
       db2lswtch.exe -promote
    DB2 の複数のコピーがインストールされている場合、デフォルトの DB2 コピーからのみ、このコマンドを実行してください。
iSeries サーバーおよび zSeries サーバーにおける接続パフォーマンス
問題: すべてのデータベース・サーバーのタイプに対するデータ接続の現行タイムアウト期間が 30 秒である。この設定は、iSeries サーバーおよび zSeries サーバーにとっては不十分です。
対処法: iSeries サーバーまたは zSeries サーバーに接続する場合にパフォーマンスを向上させるには、タイムアウト期間を 300 秒以上に増加させてください。
  1. 「ツール」メニューで、「オプション」を選択します。
  2. 「オプション」ウィンドウのリストで、「IBM DB2 Tools」をクリックします。
  3. 右方の「データベース・アクセス」カテゴリーで、「タイムアウト」オプションの値を増加させます。
データ接続情報の欠落
問題: 使用するパスワードをデータ接続の作成時に保管しないと、Visual Studio 2005 の別のセッションでデータ接続を変更した場合に接続情報が欠落する可能性がある。
  1. サーバー エクスプローラで「データ接続」ノードを右クリックし、ショートカット・メニューで「接続の追加」を選択します。
  2. 「接続の追加」ウィンドウで接続情報を指定しますが、「パスワードの保管」チェック・ボックスは選択しないでください。
  3. Visual Studio を終了して再始動した後、サーバー エクスプローラで縮小表示された状態のデータ接続を右クリックし、ショートカット・メニューで「接続の変更」 を選択します。
「接続の変更」ウィンドウで、データ接続を追加した際に指定した情報が欠落している可能性があります。
対処法: 「接続の変更」ウィンドウをオープンする前に、サーバー エクスプローラでデータ接続を拡張してください。

アクセシビリティ

アクセス・キーが機能しない
問題: 以下の制御のためのアクセス・キーが機能しない。
   「XML スキーマ・ソースの選択」ウィンドウ:
      所有者
      XML スキーマ名
   「XML パターンのソースの選択」ウィンドウ:
      所有者
      XML スキーマ名
対処法: Tab キーおよび矢印キーを使用して、ウィンドウ内の制御をナビゲートしてください。
DB2 XML デザイナーでアクセス・キーが欠落している
問題: DB2 XML デザイナーにおける以下の制御にアクセス・キーがない。
   「テキスト・ビュー」タブ
   「グリッド・ビュー」タブ
   「サンプル XML」タブ
   「詳細オプション」セクション
対処法: Tab キーおよび矢印キーを使用して、ウィンドウ内の制御をナビゲートしてください。
IBM XML スキーマ・マッピング・デザイナーにおけるショートカット・キー
問題: IBM XML スキーマ・マッピング・デザイナー用のショートカット・キーがヘルプに記載されていない。
対処法: デザイナーの「アノテーション付き XML スキーマ (Annotated XML Schema)」ビューの「マッピング・エディター」セクションでは、以下のショートカット・キーを使用してください。
キーボード・コマンド 動作
Ctrl+T フォーカスを「ソース XML スキーマ」ペインのルート・レベルのノードに移動します。矢印キーを使用して、XML スキーマのノード内をナビゲートします。
Ctrl+G
  • フォーカスが「ソース XML スキーマ」ペインにある場合、フォーカスをマッピング・エディター内の最初のターゲット表に移動して選択します。
  • フォーカスがマッピング・エディターにある場合、フォーカスをマッピング・エディター内の次のターゲット表に移動して選択します。
Ctrl+J
  • 表がマッピング・エディター内で選択されている場合、その表の最初のマップ・リンクを選択します。
  • マップ・リンクがマッピング・エディター内で選択されている場合、同じ表の次のマップ・リンクを選択します。

キーボードを使用してマップ・リンクを追加するには、次のようにします。
  1. フォーカスが表にある場合、Ctrl+T を押して、フォーカスを「ソース XML スキーマ」ペインのルート・レベルのノードに移動します。
  2. 矢印キーを使用して、新規マップ・リンクのソース・ノードである XML スキーマ内のノードにフォーカスを移動します。
  3. メニュー・キーを押してショートカット・メニューを表示し、下矢印を押して「マップ・リンクの追加」コマンドを選択して Enter を押します。
  4. Ctrl+G を押してマッピング・エディター内の最初の表にフォーカスを移動し、Ctrl+G を繰り返し押してターゲット列を含む表にフォーカスを移動します。
  5. ショートカット・メニューを表示して「マップ・リンクの追加」を選択し、右矢印キーを押してサブメニューを表示します。 リスト内でターゲット列が選択されるまで下矢印キーを繰り返し押して、Enter を押します。
    完全な列名を表示できない場合、左矢印キーを押してリスト項目テキストを右にスクロールします。

マップ・リンクの「内容の処理」プロパティーまたは「正規化」プロパティーの値をキーボードを使用して指定するには、次のようにします。

  1. デザイナーの「アノテーション付き XML スキーマ (Annotated XML Schema)」ビューの「マッピング・エディター」セクションでマップ・リンクを選択します。
  2. Tab キーを押して、ビューの「プロパティー」セクションに移動します。
  3. 下矢印キーを繰り返し押して、「内容の処理」プロパティーまたは「正規化」プロパティーにナビゲートします。
  4. Tab キーを押して、プロパティーの値セルに移動します。
  5. Alt+下矢印を押してセル内のリストを表示し、下矢印キーを押して選択するプロパティー値に移動して Enter を押します。

すべてのデザイナー

大/小文字を区別する ID
問題: 単一引用符で囲む必要がある特殊文字や大/小文字を区別する文字を含む SQL IDがサポートされない。
対処法: 特殊文字を含まず、大/小文字が区別されない ID を指定してください。
クローズ時の保管での複数プロンプト
問題: デザイナー内でデータベース・オブジェクトまたは SQL プロシージャーを追加し、デザイナーをクローズする前にその項目を保管しないと、クローズ時の保管プロンプトに対して「はい」と応答しても、保管を確認する 2 つ目のメッセージ・ボックスが表示される。
この問題は、デザイナーをクローズする前に最初のデータベース・オブジェクトを保管しない場合に、Visual Studio のセッションごとに 1 回だけ発生します。
対処法: ありません。この問題は現在の制限事項です。

トリガー

表とトリガーの削除  (Linux、UNIX、および Windows サーバーのみ)
問題: 表を削除しても、表に関連付けられているトリガーが削除されない。
表を削除しても、その表に関連付けられているトリガーを SQL プロシージャーで使用する必要が生じる場合があります。 削除された表に関連付けられているトリガーは、DB2 コントロール・センターで確認できます (「ツール」>「IBM DB2 ツール」>「DB2 コントロール・センター」)。
対処法: 削除する表に関連付けられているトリガーを削除するには、表を削除する前にトリガーを削除してください。
  1. サーバー エクスプローラのデータ接続で、削除する表を右クリックして、ショートカット・メニューで「定義のオープン」を選択します。
  2. IBM テーブル・デザイナーでオープンされた表の定義で、「IBM テーブル・デザイナー」ツールバーの「トリガー」をクリックします。
  3. 「トリガー」ビューで、削除するトリガーを「トリガー」リストで選択して、「トリガーの削除」をクリックします。これを削除するトリガーごとに行います。
  4. 表を保管して、IBM テーブル・デザイナーをクローズします。
トリガーの行変数のプロパティー
問題: IBM テーブル・デザイナーの「トリガー」ビューでトリガーの新しい行変数プロパティーを定義する場合、その行変数に指定する値はデザイナーのインスタンスから別のインスタンスへ引き継がれない。
対処法: ありません。この問題は現在の制限事項です。

IBM プロシージャー・デザイナー

デバッグ・モードの ALLOW への設定
問題: この問題はご使用のデータベースが DB2 UDB Server for Linux, UNIX and Windows バージョン 8 にある場合にのみ適用されます。
SQL プロシージャーの定義の作成または変更中に「デバッグ・モード」オプションを ALLOW に設定した場合、次に SQL プロシージャーの定義をオープンしたときにオプションの値が DISALLOW に戻る。
対処法: プロシージャー定義をオープンおよび保管した場合は、常に「デバッグ・モード」オプションを ALLOW にリセットしてください。
過負荷プロシージャーでのパラメーターの欠落
問題: 複数のプロシージャー定義を持つ多重定義プロシージャーにおいて、サーバー エクスプローラ内の 1 つ以上のプロシージャー下のツリー内に、一部のプロシージャー・パラメーターが表示されない。
この問題は、DB2 for iSeries サーバーで発生します (多重定義プロシージャーの定義がそれぞれ異なる固有の名前を持つ場合)。
対処法: ありません。この問題は制限事項です。
多重定義プロシージャーに対する重複スクリプト
問題: 複数のプロシージャー定義を持つ多重定義プロシージャーでは、「スクリプトの表示」ページでプロシージャーのすべての定義に対して表示される SQL コードが同じである。
この問題は DB2 for iSeries サーバーで発生します。
対処法: ありません。この問題は制限事項です。

SQL プロシージャー実行

結果セット列のリフレッシュ
問題: 結果セット内の列をリフレッシュするとエラーが発生する。
  1. サーバー エクスプローラのデータ接続で、「プロシージャー」フォルダーを展開します。
  2. プロシージャー・ノードを展開し、結果セット・ノードを展開して、結果セットを展開します。
  3. 結果セット内の列を右クリックして、ショートカット・メニューから「リフレッシュ」を選択します。
次のエラーが発生します。 Error occurred while getting objects for a resultset.
対処法:
デバッグ・セッションでのカーソル移動
問題: SQL プロシージャーのデバッグ中に、プロシージャー内に複数の変数宣言がある場合、次の行に移動するために「ステップイントゥ」または「ステップオーバー」を複数回クリックしなければならない場合がある。
対処法: 行に存在する変数宣言の数だけクリックする必要があります。 例えば、以下の行では 2 回クリックする必要があります。
   DECLARE v_dept, v_actdept CHAR(3)
以下の行では 3 回クリックする必要があります。
   DECLARE v_bonus, v_deptbonus, v_newbonus DECIMAL(9,2)

CLR プロシージャー

DB2 V8 サーバーでの .NET Framework 2.0 からデプロイされた CLR プロシージャーの実行
問題: Visual Studio 2005 .NET Framework バージョン 2.0 から DB2 バージョン 8 サーバーに対して CLR プロシージャーをビルドおよびデプロイして実行を試行した場合、以下のエラー・メッセージが IBM 出力メッセージの画面に表示される。
   Loading assembly '<full_path_to_project_configuration_dll_file>' failed.
対処法: DB2 バージョン 8 サーバーで以下の手順を実行してください。
  1. Microsoft .NET Framework 2.0 をインストールします (まだインストールしていない場合)。 このリンクをクリックして、Microsoft Web サイトのダウンロード・ページにアクセスします。
  2. Windows エクスプローラで、\windows\assembly ディレクトリーにナビゲートします。 例えば C:\WINDOWS\assembly または C:\WINNT\assembly
  3. \assembly ディレクトリーで、IBM.Data.DB2 アセンブリーを検索し、そのアセンブリーのバージョン情報を確認します。 バージョンが 8.1.2.1 のアセンブリーがリストされていない場合、以下の手順を実行してください。
    1. Windows エクスプローラの 2 つ目のインスタンスをオープンし、<install_dir>\SQLLIB\bin\netf11 を参照します。install_dir は DB2 バージョン 8 インストール・ディレクトリーです。
    2. 1 つ目の Windows エクスプローラ・インスタンスを使用して、\netf11ディレクトリーで IBM.Data.DB2.dll ファイルを \windows\assembly ディレクトリーにドラッグします。
      :  .dll ファイルをコピーして \assembly ディレクトリーでペーストすることはできません。
  4. Visual Studio 2005 を始動し、CLR アセンブリーを含む DB2 プロジェクトをオープンしてプロジェクトを作成します。

IBM XSR デザイナー

波形記号 ( ~ ) で始まる XML スキーマ名
問題: XML スキーマ・リポジトリー (XSR) 名が波形記号 (~) で始まっていて、引用符で囲まれていない場合、XSR から XML スキーマを削除できない。
IBM XSR デザイナーを使用して XML スキーマを登録する場合、デフォルトの XSR 名を受け入れるか、新しい名前を指定できます。 波形記号で始まる XSR 名を指定しても、XML スキーマの登録は正常に完了します。しかし、XSR 名を二重引用符で囲まないと、XML スキーマ・リポジトリーから登録された XML スキーマを削除できません。
サーバー エクスプローラの登録済みの XML スキーマのショートカット・メニューで DELETE コマンドを選択すると、エラー条件が発生します。
対処法: XSR 名が波形記号 (~) で始まる XML スキーマを登録する場合、XSR 名を二重引用符で囲みます。
「サンプルの生成」コマンド
問題: サーバー エクスプローラの XML スキーマのショートカット・メニューにある「サンプルの生成」コマンドについては、ヘルプで説明されていない。
XML スキーマ・リポジトリーに登録されている XML スキーマのサンプル XML を生成できます。データベース表のデータを処理する Windows アプリケーションまたは Web アプリケーションを開発する場合、サンプル XML は表の XML データの列の内容に関する情報を提供できます。
XML スキーマのサンプル XML を生成するには、以下のようにします。
  1. サーバー エクスプローラのデータ接続で、XML スキーマ・リポジトリーの XML スキーマを右クリックして、ショートカット・メニューの「サンプルの生成」を選択します。
    XML エディターにサンプル XML が生成されて表示されます。
  2. オプション: サンプル XMLをコピーして、それをアプリケーションに貼り付けます。

DB2 XML デザイナー

コマンド・ボタンが表示されない
問題: 一部の言語で、「ファイルのオープン」「OK」「キャンセル」、および「ヘルプ」コマンド・ボタンが完全には表示されないことがある。
  1. サーバー エクスプローラのデータ接続で、XML データ・タイプの 1 つ以上の列が入っていて、データが追加されている表を右クリックして、ショートカット・メニューで「データの表示」を選択します。
  2. IBM データ・デザイナーの「結果データ」セクションで、XML データの入ったセルをクリックして、ドロップダウン・メニューから「XML デザイナー」を選択します。
    一部の言語では、DB2 XML デザイナーで、「ファイルのオープン」「OK」「キャンセル」、および「ヘルプ」ボタンの上部だけが表示されます。
対処法: 「ファイルのオープン」「OK」「キャンセル」、および「ヘルプ」ボタン全体が表示されるようにするには、フォント・サイズを小さくします。
  1. DB2 XML デザイナーをクローズします。
  2. 「ツール」メニューで、「オプション」を選択します。
  3. 「オプション」ウィンドウで、リストから「IBM DB2 ツール」をクリックして、「フォント・サイズ」オプションまでスクロールダウンします。
  4. フォント・サイズを小さい数値 (例えば 7) に変更します。
コマンド・ボタンが表示されない
問題: DB2 XML デザイナーをオープンしているときに Visual Studio を終了すると、次の Visual Studio セッションを開始するときに、DB2 XML デザイナーがオープンしていると、「ファイルのオープン」「OK」「キャンセル」、および「ヘルプ」コマンド・ボタンが完全には表示されないことがある。
対処法: Visual Studio を終了する前に、DB2 XML デザイナーを終了します。

IBM XML スキーマ・マッピング・デザイナー

XML スキーマ・ソースで削除したマップ・リンクが残る
問題: デザイナーの「アノテーション付き XML スキーマ (Annotated XML Schema)」ビューからマップ・リンクまたはマップ・リンクを含むターゲット表を削除した場合、そのマップ・リンクが XML スキーマ・ソース文書から削除されない。
  1. デザイナーの「アノテーション付き XML スキーマ (Annotated XML Schema)」ビューの「マッピング・エディター」セクションで、1 つ以上のターゲット表を追加し、各表に対して 1 つ以上のマップ・リンクを追加します。
  2. マッピング・エディター内で右クリックし、ショートカット・メニューから「ソースの表示」を選択して、サブメニューから「テキスト・エディターの使用」を選択します。
  3. テキスト・エディター内でマップ・リンクを確認し、テキスト・エディターをクローズします。
  4. マップ・リンクまたはマップ・リンクを持つ表をマッピング・エディターから削除します。
    マップ・リンクまたは表およびその表に関連するマップ・リンクは、マッピング・エディター内では表示されなくなります。
  5. IBM XML スキーマ・マッピング・デザイナーをクローズします。アノテーション付き XML スキーマを保管および登録します。
  6. サーバー エクスプローラでアノテーション付き XML スキーマを右クリックし、ショートカット・メニューで「表示」を選択します。
  7. XML デザイナーで右クリックし、ショートカット・メニューで「コードの表示 (View Code)」を選択します。
  8. マップ・リンクを確認し、削除したマップ・リンクまたは削除した表に関連するマップ・リンクに注目すると、それらは XML ソース文書に残存しています。
対処法: マップ・リンクまたはマップ・リンクを持つ表を削除するには、アノテーション付き XML スキーマを保管せずに IBM XML スキーマ・マッピング・デザイナーをクローズし、やり直してください。
列名の切り捨て
問題: キーボードを使用してデザイナー内でマップ・リンクを追加すると、列名およびデータ・タイプが「マップ・リンクの追加」サブメニューのリスト上で右揃えになる場合がある。 列名およびデータ・タイプが右揃えになると、列名が左方で切り捨てられているように見えます。 この問題は一部のコンピューターのみで発生します。
対処法: 左矢印キーを使用して左にスクロールし、列名テキストを右に移動してください。
ペインのヘッダー・ラベルが日本語化されていない
問題: デザイナーの「アノテーション付き XML スキーマ」ビュー内の「Source XML schema」ペインのヘッダー・ラベルがどの言語の場合にも英語で表示される。
対処法: ペインのヘッダー・ラベルの日本語化されたストリングが、ツールチップに表示されます。 ツールチップを表示させるには、ペインのヘッダー領域にポインターを置いてください。
XML ノード、表、および列の検索
問題: デザイナーの「アノテーション付き XML スキーマ」ビューでの XML ノードの検索のプロセス、および「関係のディスカバー」ウィンドウでの XML ノード、表、および列の検索のプロセスがヘルプで説明されていない。
XML ノードは、デザイナーの「ソース XML スキーマ」ペインまたは「関係のディスカバー」ウィンドウの「ソース」リストで検索することができます。「関係のディスカバー」ウィンドウの「ターゲット」リストでも表または列を検索することができます。
XML ノードを検索するには、次のようにします。
  1. 「アノテーション付き XML スキーマ」ビューの「ソース XML スキーマ」ペイン内のノードを右クリックするか、「関係のディスカバー」ウィンドウの「ソース」リスト内のノードを右クリックして、ショートカット・メニューで「検索」をクリックします。
  2. 「検索」ウィンドウで、検索する XML ノードの名前を指定して、「次を検索」をクリックします。
表または列を検索するには、次のようにします。
  1. 「関係のディスカバー」ウィンドウで、「ターゲット」リストの表または列を右クリックして、ショートカット・メニューで「検索」をクリックします。
  2. 「検索」ウィンドウで、検索する表または列の名前を指定して、「次を検索」をクリックします。

IBM Web サービス関数デザイナー

複合タイプ
問題: IBM Web Service Function Designer では、複合タイプはサポートされません。
対処法: ありません。この問題は現在の制限事項です。

Windows アプリケーション開発

IBM プロシージャー・デザイナーにおける SQL プロシージャーの割り当て済み固有名の変更
問題: IBM プロシージャー・デザイナーで新規 SQL プロシージャーを定義すると、デザイナーは、プロシージャー名として入力した値を固有名に自動的に割り当てる。 この固有名を変更してプロシージャー名と異なるものにすると、SQL プロシージャーをデータ・セット・デザイナーにドラッグしてデータ・ソースを作成できません。
対処法: Windows アプリケーションにおいて SQL プロシージャーを使用してデータ・ソースを作成する場合、デザイナー内で割り当てられる固有名を変更しないでください。 ただし、固有名を変更してプロシージャー名と異なるものに変更する場合は、「データ・ソース」ウィザードを使用してプロシージャーのデータ・ソースを作成してください。

Web アプリケーション開発

LONG VARCHAR データ・タイプの表の列
問題: Web アプリケーションを作成し、データ・タイプが LONG VARCHAR であるデータベース表の列を参照しようとすると、次のエラーが発生する。 Unknown TYPENAME LONG VARCHAR
対処法: 列のデータ・タイプを VARCHAR に変更し、列をドロップしてください。
多重定義プロシージャー
問題: Web プロジェクトが、多重定義プロシージャーの最初のプロシージャーでのみ実行される。
  1. 同じ名前の 2 つのプロシージャーを作成します。一方のプロシージャーにはパラメーターを指定せず、もう一方のプロシージャーには 1 つのパラメーターを指定します。
  2. Web プロジェクトを作成します。
  3. SQL データ・ソースをそのプロジェクトにドラッグし、データ・ソースを構成します。
  4. データ ソース構成ウィザードで、リストから 1 種類の多重定義プロシージャーを選択し、「クエリのテスト」をクリックします。
  5. テストの実行後、リストから別の種類の多重定義プロシージャーを選択し、「クエリのテスト」をクリックします。
両方のテストにおいて、前者のプロシージャーのみ実行されます。
対処法: ありません。この問題は制限事項です。
SQL プロシージャーをデバッグする
問題: DB2 サーバーを使用する ASP.NET アプリケーションを C# または Visual Basic で開発する場合、アプリケーションをデバッグしている間は Web アプリケーションから呼び出される SQL プロシージャーをデバッグできない。
対処法: ありません。この問題は制限事項です。

DB2 データベース・プロジェクト

デフォルト・スクリプト
問題: サーバー エクスプローラで DB2 データベース・プロジェクト用に作成可能なデフォルト・プロシージャー・スクリプトおよびデフォルト関数スクリプトは、DB2 Servers for Linux, UNIX and Windows でのみ機能する。
対処法: DB2 Universal Database for iSeries サーバーおよび DB2 Universal Database for z/OS サーバーの場合、デフォルト・スクリプトを編集したり必要なコードを追加したりして、スクリプトが機能するようにします。

DB2 for z/OS バージョン 9 サーバー

XML スキーマ・オブジェクト
問題: XML スキーマが XSR リポジトリーに登録されている場合、ビューの定義および定義のオープンのショートカット・メニュー・コマンドの XML スキーマ・オブジェクトに対するサポートがない。
対処法: ありません。この問題は現在の制限事項です。
DECFLOAT データ・タイプ
問題: DECFLOAT データ・タイプは以下ではサポートされない。
対処法: ありません。この問題は現在の制限事項です。
VARBINARY データ・タイプ
問題: VARBINARY データ・タイプの 1 つ以上の列の入った表を Windows アプリケーションまたは Web アプリケーションでデータ・ソースとして使用できない。
Windows アプリケーションを実行する場合、エラーがスローされます。
Web アプリケーションを実行する場合、VARBINARY 列は表示されません。
対処法: ありません。この問題は現在の制限事項です。
XML データ・タイプ
問題: SQL プロシージャーまたは CLR プロシージャーに XML データ・タイプのパラメーターが指定されている場合、プロシージャーを作成できない。
対処法: ありません。この問題は現在の制限事項です。
表のデータ・ソース
問題: データベース表に 1 つ以上の XML データ・タイプの列が含まれている場合、Windows アプリケーションで表のデータ・ソースを作成できない。さらに、Web アプリケーションでも表の SQL データ・ソースを作成できない。
対処法: ありません。この問題は現在の制限事項です。
ネイティブ SQL プロシージャー
問題: サーバー エクスプローラのネイティブ SQL プロシージャーでは、以下に示す機能はサポートされない。
対処法: ありません。この問題は現在の制限事項です。
既存のネイティブ SQL プロシージャーへのパラメーターの追加
問題: 既存のネイティブ SQL プロシージャーにパラメーターを追加できない。
  1. サーバー エクスプローラのデータ接続で、「プロシージャー」を右クリックして、ショートカット・メニューで「デザイナーで新規 SQL プロシージャーを追加」を選択します。
  2. IBM プロシージャー・デザイナーで、プロシージャーをデフォルト値で保管 (プロシージャー・タイプ NATIVE で、パラメーターなし) して、デザイナーをクローズします。
  3. サーバー エクスプローラで、追加した新しいプロシージャーを右クリックして、ショートカット・メニューで「定義のオープン」を選択します。
  4. デザイナーで、デフォルト値を指定した 1 つのパラメーターを追加してから、プロシージャーを保管します。
IBM DB2 出力メッセージの画面に以下のメッセージが表示されます。
   Error occurred: ERROR [42601] [IBM][DB2] SQL0104N  An unexpected token ...
対処法: ネイティブ・プロシージャーの作成時に、そのプロシージャー用のパラメーターを複数定義しておきます。
ネイティブ SQL プロシージャー・スクリプトの作成
問題: DB2 データベース・プロジェクトで、拡張子が .db2 のスクリプトを使用してネイティブ SQL プロシージャーを作成できない。
  1. ソリューション エクスプローラで、「スクリプト」フォルダーを右クリックして、ショートカット・メニューで「追加」を選択してから、サブメニューの「新しい項目」を選択します。
  2. 「新しい項目の追加」ウィンドウで、「カテゴリ」リストで「スクリプト」を、「テンプレート」ボックスで「スクリプト」を選択して、「名前」フィールドにスクリプトの名前を入力します。
    スクリプトには .db2 拡張子を付けることに注意してください。
  3. 「追加」をクリックします。
  4. ソリューション エクスプローラで、追加したスクリプトを右クリックして、ショートカット・メニューで「プロパティ」を選択します。
  5. 「プロパティ ページ」ウィンドウで、プロシージャー・タイプを設定できるプロパティーがないことに注意してください。
対処法: 拡張子が .db2sp のスクリプトを使用してネイティブ SQL プロシージャーを作成します。
  1. ソリューション エクスプローラで、「スクリプト」フォルダーを右クリックして、ショートカット・メニューで「追加」を選択してから、サブメニューの「新しい項目」を選択します。
  2. 「新しい項目の追加」ウィンドウで、「カテゴリー」リストで「プロシージャ」を選択し、「テンプレート」ボックスで「SQL プロシージャー・スクリプト」を選択して、「名前」フィールドにスクリプトの名前を入力します。
    スクリプトには .db2sp 拡張子を付けることに注意してください。
  3. 「追加」をクリックします。
  4. ソリューション エクスプローラで、追加したスクリプトを右クリックして、ショートカット・メニューで「プロパティ」を選択します。
  5. 「プロパティ ページ」ウィンドウで、「プロシージャー・タイプ」プロパティーまでスクロールダウンして、プロパティーの値を NATIVE に変更します。
ネイティブ SQL プロシージャーのバージョン
問題: ネイティブ SQL プロシージャーの新しいバージョンを追加できない。
  1. サーバー エクスプローラのデータ接続で、「プロシージャー」を右クリックして、ショートカット・メニューで「デザイナーで新規 SQL プロシージャーを追加」を選択します。
  2. IBM プロシージャー・デザイナーで、プロシージャーをデフォルト値で保管 (プロシージャー・タイプ NATIVE) して、デザイナーをクローズします。
  3. サーバー エクスプローラで、追加した新しいプロシージャーを右クリックして、ショートカット・メニューで「新しいバージョンを追加 (Add New Version)」を選択します。
  4. デザイナーで、新しいバージョンのプロシージャーをデフォルト値で保管します。
IBM DB2 出力メッセージの画面に以下のメッセージが表示されます。
   Error occurred: ERROR [42601] [IBM][DB2] SQL0104N  An unexpected token ...
対処法: ありません。この問題は現在の制限事項です。
SQL プロシージャーのパッケージ・バリエーションの実行
問題: 「DB2 プロシージャーまたは関数を実行する」および「実行オプション」ヘルプ・トピックで、「実行オプション」ウィンドウの「コレクション ID」リストについて説明されている。ヘルプ・トピックでは、コレクション ID を選択して、実行する SQL プロシージャーのパッケージ・バリエーションを指定できると説明されている。
「実行オプション」ウィンドウには、「コレクション ID」リストは表示されない。
対処法: ありません。この問題は現在の制限事項です。 SQL プロシージャーのパッケージ・バリエーションは実行できません。
Web サイト・アプリケーションのデータ・ソース構成で、拡張 SQL を生成するオプションを使用できない
問題: ASP.NET Web サイトのデータ・ソースを構成中で、表から SELECT ステートメントを構成する場合、拡張 SQL を生成するオプションは使用できません。
  1. データベース用にデータ接続を追加します。
  2. ASP.NET Web サイトを作成します。
  3. デザイナー・ビューで .aspx ファイルを表示します。
  4. デザイナー・フォームに SqlDataSource エレメントを追加します。
  5. 表示メニューで「データ・ソースの構成 (Configure Data Source)」を選択します。
  6. 「データ・ソースの構成 (Configure Data Source)」ウィザードのページを進めて、「SELECT ステートメントの構成 (Configure the Select Statement)」ページで次のアクションを実行します。
    1. 「表またはビューから列を選択 (Select columns from a table or view)」オプションを選択します。
    2. 「名前」リストで表を選択します。
    3. 「列」リストで、すべての主キー列のチェック・ボックスを選択します。
    4. 「拡張」をクリックします。
「SQL 生成の詳細オプション」ウィンドウのチェック・ボックスを使用できません。
対処法: ありません。この問題は現在の制限事項です。

Visual Studio クエリー・ビルダー

複数の表の追加
問題: クエリー・ビルダーで表ペインに複数の表を追加するとエラー・メッセージが表示される。
  1. サーバー エクスプローラでデータ接続を右クリックして、ショートカット・メニューで「新規照会」を選択します。
  2. クエリー・ビルダーの「表の追加」ウィンドウで、Ctrl または シフト・キーを使用して複数の表を選択して、「追加」をクリックします。
メッセージ・ボックスにエラー状態が次のように表示されます。
   データベースからオブジェクトを取得中にエラーが発生しました。
1 つの表を追加して、「表の追加」ウィンドウを再度オープンして別の表を追加した場合にも、エラー・メッセージが表示されます。
対処法: エラー状態は表の追加に影響しません。「OK」をクリックしてメッセージ・ボックスの各インスタンスを受け入れて、クエリー・ビルダーでの作業を継続してください。
大/小文字を区別するテーブル名
問題: クエリー・ビルダーが大/小文字を区別する名前の表で照会を実行できない。
  1. サーバー エクスプローラでデータ接続を右クリックして、ショートカット・メニューで「新規照会」を選択します。
  2. クエリー・ビルダーの「表の追加」ウィンドウで、名前に小文字を含む表を選択します。
  3. クエリー・ビルダーの表ペインで、表の列を選択します。
  4. クエリー・ビルダーで右クリックして、ショートカット・メニューで「SQL の実行」を選択します。
メッセージ・ボックスにエラーが次のように表示されます。
SQL Execution Error.
 
Executed SQL statement: SELECT <COLUMN_NAME> FROM <SCHEMA_NAME>.<table_name>
Error Source: IBM.Data.DB2
Error Message: Error [42704] [IBM][DB2/NT] SQL0204N "<SCHEMA_NAME>.<TABLE_NAME>" is an undefined name.
SQLSTATE=42704

対処法: クエリー・ビルダーを使用して、大/小文字を区別する名前の表で照会を作成しないでください。
SQL 構文の確認コマンド
問題: データ接続が DB2 の場合、SQL 構文を検証するとエラー状態になることがある。
  1. サーバー エクスプローラでデータ接続を右クリックして、ショートカット・メニューで「新規照会」を選択します。
  2. クエリー・ビルダーの「表の追加」ウィンドウで、表を 1 つ選択します。
  3. クエリー・ビルダーで右クリックして、ショートカット・メニューで「SQL 構文の確認」を選択します。
メッセージ・ボックスにエラーが次のように表示されます。
This command is not supported by this provider.
対処法: ありません。この問題は制限事項です。SQL 構文の確認機能は非 SQL サーバー・プロバイダーをサポートしていないと Microsoft は表明しています。
データ接続ショートカット・メニュー
問題: クエリー・ビルダーがオープンされているときに、サーバー エクスプローラのデータ接続に関するショートカット・メニューに未定義のサブメニュー・コマンドが表示される。
  1. サーバー エクスプローラでデータ接続を右クリックして、ショートカット・メニューで「新規照会」を選択します。
  2. クエリー・ビルダーの「表の追加」ウィンドウで、「キャンセル」をクリックします。
  3. サーバー エクスプローラでデータ接続を右クリックして、ショートカット・メニューで「ビューの変更」を選択します。
    「ビューの変更」サブメニューに「未定義」という名前のコマンドが表示されます。
この状態はクエリー・ビルダーがオープンしていれば、オープンの方法に関係なく、常に起こります。
対処法: クエリー・ビルダーをクローズします。そうすると、データ接続ショートカット・メニューには、「ビューの変更」コマンドは表示されません。
Web サイト・アプリケーションのデータ・ソース構成に不正な SQL が生成される
問題: ASP.NET Web サイトのデータ・ソースを構成中に SQL ステートメントを生成する場合、クエリー・ビルダーが誤った DB2 SQL ステートメントを生成する。
  1. データベース用にデータ接続を追加します。
  2. ASP.NET Web サイトを作成します。
  3. デザイナー・ビューで .aspx ファイルを表示します。
  4. デザイナー・フォームに SqlDataSource エレメントを追加します。
  5. 表示メニューで「データ・ソースの構成 (Configure Data Source)」を選択します。
  6. 「データ・ソースの構成 (Configure Data Source)」ウィザードのページを進めます。「SELECT ステートメントの構成 (Configure the Select Statement)」ページで、「カスタム SQL ステートメントまたはストアード・プロシージャーの指定 (Specify a custom SQL statement or stored procedure)」オプションを選択して、「次へ」をクリックします。
  7. 「カスタム・ステートメントまたはストアード・プロシージャーの定義 (Define Custom Statements or Stored Procedures)」ページで、「クエリー・ビルダー」をクリックします。
  8. クエリー・ビルダーでデータ接続から表を追加して、列のチェック・ボックスを選択します。
次の SQL ステートメントが生成されます。
   SELECT <column_name>
   FROM <schema_name>."<schema_name>.<table_name>"

正しい SQL ステートメントは次のとおりです。
   SELECT <column_name>
   FROM <schema_name>.<table_name>

例えば、次の SQL ステートメントが生成されます。
   SELECT NAME
   FROM BAKER."BAKER.CUSTOMER"

正しい SQL ステートメントは次のとおりです。
   SELECT NAME
   FROM BAKER.CUSTOMER
対処法:「データ・ソースの構成 (Configure Data Source)」ウィザードを開く前に、クエリー・ビルダーで SQL ステートメント を生成してください。 上記の手順を次のとおり変更します。
  1. デザイナー・フォームに「SqlDataSource」エレメントを追加して、次の手順を実行します。
    1. サーバー エクスプローラでデータ接続を右クリックして、ショートカット・メニューで「新規照会」を選択します。
    2. クエリー・ビルダーで SQL ステートメントを作成して、ステートメントをクリップボードにコピーします。
  2. 「カスタム・ステートメントまたはストアード・プロシージャーの定義 (Define Custom Statements or Stored Procedures)」ページで、コピーした SQL ステートメントを「SQL ステートメント」ボックスにペーストして、「次へ」をクリックします。
  3. この手順は不要になります。スキップしてください。
Web サイト・アプリケーションのデータ・ソース構成で、拡張 SQL を生成するオプションを使用できない  (iSeries サーバーのみ)
問題: この問題はご使用のデータベースが iSeries サーバー上にある場合にのみ適用されます。
ASP.NET Web サイトのデータ・ソースを構成中で、索引がない表から SELECT ステートメントを構成する場合、拡張 SQL を生成するオプションは使用できません。
  1. データベース用にデータ接続を追加します。
  2. ASP.NET Web サイトを作成します。
  3. デザイナー・ビューで .aspx ファイルを表示します。
  4. デザイナー・フォームに SqlDataSource エレメントを追加します。
  5. 表示メニューで「データ・ソースの構成 (Configure Data Source)」を選択します。
  6. 「データ・ソースの構成 (Configure Data Source)」ウィザードのページを進めて、「SELECT ステートメントの構成 (Configure the Select Statement)」ページで次のアクションを実行します。
    1. 「表またはビューから列を選択 (Select columns from a table or view)」オプションを選択します。
    2. 「名前」リストで、索引がない表を選択します。
    3. 「列」リストで、すべての主キー列のチェック・ボックスを選択します。
    4. 「拡張」をクリックします。
「SQL 生成の詳細オプション」ウィンドウのチェック・ボックスを使用できません。
対処法: データ・ソースを構成する前に、データ・ソース構成の SELECT ステートメントで使用する表に索引を定義してください。

Visual Studio 2003 から Visual Studio 2005 への移行

「データ・アダプターの構成」ウィザードのライセンス
問題: Visual Studio 2003 で作成された Windows アプリケーションを Visual Studio 2005 に移行した後に、ウィンドウにライセンスが必要であると表示されることがある。
  1. Visual Studio 2003 から Visual Studio 2005 に移行した Windows アプリケーションで、Windows フォーム デザイナを使用してデータ・アダプターを含むフォームを開きます。
  2. デザイナーのコンポーネント・トレイで、データ・アダプターを右クリックして、ショートカット・メニューで「データ・アダプターの構成 (Configure Data Adapter)」を選択します。
「ウィザードについて (About Wizard)」ウィンドウが開きます。ウィンドウのテキストには、開発者にはそれぞれコンポーネントのライセンスが必要であると表示されます。
対処法:「OK」をクリックして、「ウィザードについて (About Wizard)」ウィンドウを閉じて、「データ・アダプター構成ウィザード (Data Adapter Configuration Wizard)」を使用するために、先に進みます。ウィザードにはライセンスは必要ありません。

サポート

IBM Database Add-Ins for Visual Studio 2005 - フィックスパック 2 のサポートは、ニュースグループ・フォーラムである developerWorks® .NET forum で提供されます。このフォーラムは IBM Database Add-Ins for Visual Studio 2005 および IBM DB2 Data Provider for .NET Framework 2.0 の開発者によってモニターされます。この IBM 開発者のチームは、ユーザーと対話することに関心を持っており、IBM data provider and Add-In tools for Visual Studio and .NET の次期ドロップおよびリリースに組み込む、あらゆるフィードバックおよび提案に非常に興味を持っています。

IBM 開発者に対するコミュニケーションおよびフィードバックの成功した形とするために、developerWorks.NET forumに積極的に関わることで支援してください。